(写真は1990代の前橋教会です。)
前年より不動産屋に行き、一軒家の賃貸住宅の情報を提供してもらうようになりました。文京町1丁目の物件を紹介してもらい、下見に行きました。つくも先生の心には喜びと平安が満ち溢れ、「この家だ!」という確信が与えられました。けれども、その後、不動産屋から「あの物件は家主が住むことになり、貸せなくなりました」という連絡が入りました。心にある喜びと平安、そして「この家だ」という確信は、いったい何だったのかと思いつつ過ごしていると、ある日再び不動産屋から電話が入りました。「まだ教会用の物件を探していますか。あの文京町の物件が賃貸に出ましたが」ということでした。直ぐに内覧を申し込むと、壁紙、ふすまがきれいに張り替えられていました。当時は「ふすま絵」と言えば、松や竹に鳥や動物が描かれている紙が一般的でした。けれども、何と全室、白を基調とした無地のものに張り替えられていたのです。主がなさった御業に感激し、また更に、主に期待しながら文京町での開拓伝道に励みました。
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