あとがき

青木先生に仕えながら、伝道・牧会に携わることが許されました。

今回の「青木先生 追悼コーナー」を設けるため、過去の記録に目を通す機会が与えられましたが、聖霊さまの働きが至る所で記録されていることに、改めて驚きを覚えました。先生をお用いてになって聖霊さまが顕著に働かれたのは、2回ありました。1990年前後の大宮教会の設置の時と、2000年からの5年間のブラックゴスペルの働きの時です。言わば「前橋教会に、リバイバルが起きた」状態でした。魂が次から次へと救われて来ました。が、聖霊さまが激しく働かれる所では、悪魔の働きも顕著です。教会のリーダーは、このことに留意すべきであると改めて教えられました。

主は日本に必ず大きなリバイバルを与えてくださる、と私は信じる者です。私たちは、その時に備えなければなりません。祈りとみことばによってです。牧師・教役者は、毎日3時間以上祈ること。そして、パウロが説くキリストの福音の全貌を、正しく理解すること。更には、主の栄光のため、主にある私たちが互いに赦し合い、互いに愛し合うことです。この3つです。換言するなら、御霊の9つの実(愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制)を結ばせて頂きつつ、同時に、御霊の働きによる救いの実を結ばせていただくことです。

キリストによって救われた者は皆、光の子です。光の子の特徴は、愛による交わりです。兄姉といのちのことばを交わし合うことです。また、救われていない人々には、救いのことば、いのちのことばを伝達することです。

願わくは、愛する主が、私たちを通して豊かに働いてくださいますように。私たちを通して、いのちのことばが広く伝えられて行きますように。

2025年 2月26日 倉渕の寓居にて

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