5月23日 求め、探し、たたこう!

求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。《マタイの福音書 七・7》

人は、生まれた日から死ぬ日まで、「求め、探し、たたく」者です。人が「求め、探し、たたく」ことを止める時は、人生が終わる時です。私たちは、どのような心の姿勢で、「求め、探し、たたけ」ば良いのでしょうか。

第一に、天のお父さまとの正しい関係がなければなりません。天のお父さまと私たちの間に、何の関係もなければ、どんなに叫び求めても、何も起きません。私たちが主なる神さまの前に立った時、まず心から「アバ父:天のお父さま」と呼べる関係がなければなりません。そのように、父と子の関係があれば、天のお父さまは私たちの祈りに応えてくださいます。ですから私たちは毎日、イエス・キリストを救い主として心に迎え入れ、罪を告白し、心を清めて頂かなければなりません。父なる神さまは、私たちがイエスさまと同じように、聖くなることを願っておられるのです。

第二に、「第一のものを、第一に!」という、優先順位を知らなければなりません。イエスさまは「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます《マタイ 六・33》」とおっしゃいました。私たちが先ず「求め、探し、たたく」ことは、「神の国と義」です。「神の国と神の義」が、私たちの心の中心になければなりません。神の国と義を求めることが、私たちが先ず優先しなければならない働き(本業)になり、この世の生活(仕事や勉強)は、二の次の働き(副業)にならなければなりません。

第三に、天のお父さまの御心に従って「求め、探し、たたか」なければなりません。天のお父さまは私たちに聖書を下さり、天のお父さまの御心を見せてくださいました。《創世記》から《ヨハネの黙示録》まで、聖書を読む時、私たちの罪に対する天のお父さまの御心、私たちの健康に対する天のお父さまの御心、私たちの人生に対する天のお父さまの御心を、明確に知ることができます。私たちが天のお父さまの御心を知って、「求め、探し、たたく」とき、主が応えてくださいます。

第四に、天のお父さまに祈る時、主は必ず応えてくださるという、生きた信仰をもって祈らなければなりません。私たちが信じて揺るがず、私たちの心を主にゆだねれば、主は信仰によって働かれるのです。

天のお父さまは、私たちが「求め、探し、たたく」ことによって、答えてくださいます。私たちが「求め、探し、たたき」、それに対してお父さまが答えてくださる関係の中で、信仰は成長します。主は、私たちが正しく求め、探し、たたく時、必ず答えてくださいます。私たちはこの確信を持って、毎日、祈る生活しなければなりません。

お祈り:私たちの祈りを聞いてくださる天の父なる神さま、感謝します。私は自分の欲望によって、正しくない方法で求めたものがありました。赦してください。私と家族が、生きて働く信仰をもってお父さまに仕え、神の国をこの地上に広げるために、生きて行くようにしてください。疑わず、主だけに従って行くようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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