それ(わたしのことば、わたしの語ること)をあなたの目から離さず、あなたの心のうちに保て。見いだす者には、それはいのちとなり、その全身を健やかにする。《箴言 四・21~22》
「みことばはいのちとなり、その全身を健やかにする」と、きょうのみことばに書かれています。みことばを正しく受け取り、心の中で思い巡らすには、どうしたら良いでしょうか。みことばの力を体験するには、どうしたら良いでしょうか。
先ず、みことばを喜ぶことです。みことばを喜ばないなら、正しく受け取り、心の中で思い巡らすことはできません。みことばは私たちを祝福し、いのちを与え、自由を与え、慰めを与えます。神さまのみことばは、一言で言えば、人類に送られた愛の手紙です。恋人から手紙をもらえば喜びに満ちます。ましてや王の王、主の主である神さまの愛の手紙を読む時、その喜びはどんなに大きいでしょうか。主の大きな愛に感謝して、喜んで読みましょう。
第二に、みことばを喜び、常にそばに置いておくことです。クリスチャンの中には、次のように言う人がいます。「私はこの頃、教会に出席したくなくなって、イエスさまを信じることがいやになりました。」 その原因は、神さまのみことばを喜んで読まなかったことにあります。心が栄養不足になっているのです。みことばは心の糧(かて:食べ物、栄養)です。キリスト者が、この糧を摂らなくなることは、肉体が飢えることと同じで、霊の飢餓状態になります。聖霊さまに全てのことについて頼りながら、みことばを喜んで読む時、心が健康になり、生活が明るくなるのです。
第三に、みことばに思いを集中させることです。聖書を読む時、思いを集中して読むなら、みことばを神さまの生きて働くことばとし、悟ることができます。ですから、みことばを読む時、心を落ちつかせ、ひとことひとことに注意を払って、「これはどういうことだろう。聖霊さま、教えてください」と、主にお聞きしながら読み進めましょう。聖書には、神さまの約束のみことばが3万2千5百も記録されています。これはただの記録や文字ではありません。生きて働くことばです。驚くべき神さまのみことばを生活の中で体験するためには、適当に読むのではなく、心を落ちつかせ、熟読しましょう。
第四に、みことばをロで告白することです。正しく受け取り、心の中で思い巡らしたみことばを口で告白する時、そのみことばが信仰に変わり、信仰によって、復活のいのちを体験することができます。また、みことばから目を離してはなりません。信仰の目で、みことばが働くことを見ましょう。信仰を堅く守りましょう。「神さま、私の弱さを負い、病を背負ってくださったイエスさまが、私の病をいやしてくださることを信じます。イエスさまの十字架の恵みによって、健康になった私自身を、信仰の目で見ます」と告白する時、強い信仰の力を受けることができます。
この世には、大きく分けて二つのことばがあります。生命のみことばと、死のことばです。みことばは生命のことばです。悪魔のことばは死のことばです。どちらのことばを聞いて従って行くかによって、人間の永遠の運命が変わるのです。
お祈り:私と家族にみことばを通して、み心を悟らせてくださり、生きて働く信仰をくださる天のお父さま、感謝します。いつもみことばを正しく受け取り、心の中で思い巡らし、みことば通り生きることができる、私と家族になれるようにしてください。今まで、みことば通りに生きられなかった罪を悔い改めます。赦してください。みことばに従って、険しいこの世を生きて行けるようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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