【主】は彼の前を通り過ぎるとき、こう宣言された。「【主】、【主】は、あわれみ深く、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富み、……。」《出エジプト記 三十四・6》
天のお父さまは、いつも、私たちを善いもので満たすことを願っておられます。私たちが永遠のいのちで満ちあふれるようになることを、願っておられます。なぜでしょうか。きょうのみことばに書かれているように、神さまは「あわれみ深く、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富む」お方だからです。
神さまのこの恵みが、私たちの生活の中に満ちあふれるようにするためには、どうすればいいでしょうか。怒ることを抑えることです。神さまも、私たちに対して「怒るのに遅く」するからです。なぜ、て「怒るのに遅く」する必要があるのでしょうか。怒りは先ず、私たちの思考力を麻碑させるからです。怒りは更に、私たちの肉体全身の血管を収縮させて、血の流れを悪くし、血圧を高くし、心臓にものすごい負担をかける原因となるからです。「怒ることをやめ憤りを捨てよ。腹を立てるな。それはただ悪への道だ《詩篇 三十七・8》」と、書かれている通りです。怒り続ければ、その結果、悪への道に進むようになります。
モーセに導かれてカナンの地に向かったイスラエルの民は、荒野で飲む水がないと、不満を持ちました。神さまを恨み、モーセを恨みました。その不満を聞いたモーセは怒り、イスラエルの民に向かって「逆らう者たちよ。さあ、聞け。この岩から、われわれがあなたがたのために水を出さなければならないのか《民数記 二十・10》」と言いながら、岩を二度打ちました。すると岩から水が湧き出たので、イスラエルの民は飲んで満足しました。ところが、神さまはモーセにおっしゃいました。「あなたがたはわたしを信頼せず、イスラエルの子らの見ている前でわたしが聖であることを現さなかった。それゆえ、あなたがたはこの集会を、わたしが彼らに与えた地に導き入れることはできない。《同 二十・12》」モーセのような偉大な神のしもべでも、怒ることによって、神さまのことばを信じることができなくなりました。怒ったことによって、主に従うことができなくなったのです。イスラエルの民に、神は聖なるお方であると伝えることができなくなったのです。ですからモーセのこの罪によって、彼は夢にまで見た約束の地、カナンの地に入ることはできない、と神さまから宣言されたのです。
心の中に怒りが込み上げて来る時、みことばを思い巡らし、賛美しましょう。感謝しましょう。怒っても、みことばを思い、賛美すれば、聖霊さまが私たちの怒りを静めてくれます。怒りたくなった時は、こう言ってみて下さい。「20分後に怒ろう。」そう言って20分待てば、怒りは消えて行きます。そして、「怒らなくて本当によかった」と後で分かります。また相手の人を理解しようとすれば、怒りは消えて行きます。私たちの心の姿勢は、肯定的な姿勢になります。
天のお父さまは「私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことができる方《エペソ 三・20》」です。今の心の姿勢はどうですか。心の思いはみことばで一杯になっていますか。神さまを信頼して、心の平安を取り戻しましょう。そして家族や友だちに、主の恵みと平安が満ちあふれるようにして頂きましょう。
お祈り:恵みとあわれみに富む天のお父さま、感謝します。私と家族は、怒ってしまうことが度々あります。聖霊さま、私と家族の心を守ってください。平安と忍耐をくださり、赦す心も与えてください。家族がみな、神さまを信じ、お頼りし、隣り人を心から愛せるようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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