こういうわけで、私たちもまた、絶えず神に感謝しています。あなたがたが、私たちから聞いた神のことばを受けたとき、それを人間のことばとしてではなく、事実そのとおり神のことばとして受け入れてくれたからです。この神のことばは、信じているあなたがたのうちに働いています。《テサロニケ人への手紙 第一 二・１３》
毎日の生活をうるおす秘訣は、まず神さまに感謝と賛美をささげることです。それと同時に、隣人にも感謝し、隣人をほめることです。生活の中に、神さまと人への感謝が絶えず続く時、毎日が楽しくなり、聖霊さまによって勝利することができます。
私たちが成長し、発展する道、そして生活に幸せをもたらす道は、心の中に肯定的な思いと考えがあるかどうかにかかっています。今の時代、心の中に否定的な思いと考えを持って生きている人々が、大勢います。心の中の否定的な思いと考えに従うと、あせり、不安を抱え、絶えず怒りを爆発させ、憂うつになります。人間関係においても、否定的な態度を取ります。そうすると、私たちが成長し発展する道、そして生活に幸せをもたらす道を歩むことができず、成長と発展、幸せを、敵であるサタンに盗まれてしまうのです。私たちが成長し発展する道、そして生活に幸せをもたらす道は、生きることに対する私たちの心の姿勢と、実際の行動にかかっています。それは、心の中に肯定的な思いと考えを持ち、実際の行動やことばを肯定的にすれば、成長し、幸せになれます。
では、どのようにすれば肯定的な思いを持ち、肯定的な態度を取り、肯定的なことばを語ることができるのでしょうか。
第一に、否定的なすべてのことを、祈りによって捨て去ることです。神さまの御前に進み出て、不安、あせりなどを持っていることを、包み隠さず、みな告白しましょう。怒りが生まれることや、憎しみを持ってしまったことを、包み隠さず、みな告白しましょう。イエスさまの血潮をもって私を洗ってくださいと祈る時、否定的な思いが洗い流されます。罪や否定的な感情や思いを、神さまに告白するなら、神さまは真実で正しい方ですから、私たちを赦してくださり、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。このみことばは真理です。そして、実際にその通りにしてくださいます。私は何度も経験しました。
第二に、過去のあやまちのすべてを、イエスさまのもとに、みな差し出すことです。そのあやまちを主に赦して頂き、そのあやまちによる傷や痛みをいやして頂くことです。イエスさまを信じると、過去の苦しかったこと、あやまちがすべて感謝に変わり始めます。過去に苦しいことがあったから、今イエスさまを信じるようになったのです。過去に苦しいことがあったから、恵みの中にいるようになったのです。ですから感謝すべきことを見つけ出し、感謝し、賛美する時、私たちの心は明るく、きよくなります。ですから、すべてのことについて感謝しようと決心し、感謝すべきことを見つけ出し、感謝しましょう。神さまの御前で感謝し、賛美しましょう。また隣人に向かい感謝し、隣人の良い所をほめましょう。そうする時、私たちの心の中が、暗やみから光に、絶望から希望へ、憂うつから喜びに変わります。また、信仰と希望と愛で満ちるようになります。
このようにして、私たちの心の思いと考えが肯定的であり、積極的な態度をとる時、私たちは正常な判断ができるようになります。私たちは成長し、発展するのです。幸せな生活を送ることができるのです。イエスさまが持っておられるいのちを、豊かに持つことができるのです。
お祈り：私と家族と共にいてくださる天のお父さま、感謝します。神さまを信じないで、頼らないで、この世と調子を合わせてしまった罪を赦してください。私と家族がいつも神さまに感謝し、賛美する者へと造りかえてください。またお互いにほめ合う生活ができるようにしてください。正しい、きよい生活を送ることによって、隣人の模範になるようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
コメント