8月9日 苦しみの時に共にいてくださる主

たとえ死の陰の谷を歩むとしても、私はわざわいを恐れません。あなたがともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。《詩篇 二十三・4》

主イエスさまの民である私たちにとって、苦しみは、私たちに破滅をもたらすものではありません。私たちに成長と成熟をもたらすための肥やしのようなものです。私たちが何よりも知らなければならないのは、苦しみを経験している時、主が私たちと共におられるという事実です。きょうのみことばで、ダビデは宣言しています。「たとえ死の陰の谷を歩むとしても、私はわざわいを恐れません。あなたがともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」 苦しみを受けている時、私たちは孤独に、ひとりぼっちの状態に投げ出されたような気がします。しかし、そのような思いは、人の思いです。主はいつも、私たちと共にいてくださるのです。

ダビデは、「あなたのむち、それが私の慰めです」と言いました。羊飼いは、羊を正しく導く道具として、鞭を使います。羊が間違った道に行く時、羊飼いは鞭を使って、羊を正しい道に導きます。羊のような存在の私たちが間違った道に進めば、羊飼いである主は、苦しみという鞭を使って、私たちが正しい道に進むようにされます。ですから主の鞭は、私たちを恵みの道に導く道具なのです。鞭で打たれる時は、誰でも苦しいです。しかし、過ぎてしまえば、導かれて来た道が幸いの道であったことを、キリスト者は知るようになるのです。

族長ヤコブの息子のヨセフを見てください。ヨセフが、もし苦しみの道を通らなかったならば、エジプトの総理大臣になれなかったでしょう。ヨセフは、兄たちによって奴隷として売られ、主人の妻の策略によって監獄に入れられる苦しみを経験しました。しかし、その苦しみの道が、大臣になる道だったのでした。

またダビデは、「あなたの杖、それが私の慰めです」と告白しました。羊飼いにとって、杖は猛獣を退治する道具です。羊飼いは、羊をライオンや狼、熊などの獣から保護するために、杖を使います。私たちは悪魔の攻撃や色々の苦しみを受けますが、神さまは、杖をもって敵の攻撃を打ち砕いてくださいます。杖によって私たちを守ってくださるのです。ですから苦しみを通して、私たちは、主の御力を体験し、豊かな恵みの世界へと入ることができるのです。「彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答える。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い、彼に誉れを与える《詩篇九十一・15》」と聖書は約束しています。

私たちの信仰を点検してみましょう。私たちの信仰は、みな苦しみを通して成長するのです。苦しみの中で、また傷つけられた中で、あなたは神さまの御力を体験したことがありませんでしたか。そうです! 私たちは、苦しみを通して、神さまの栄光と救いを体験したのです。

お祈り:私と家族をいつも導いてくださっておられる天のお父さま、感謝します。私たちは、この地上で色々な苦しみを受けます。けれども苦しみの時こそ、主が共にいてくださることを知って、大胆に、信仰によって生きて行けるようにしてください。いつも主の鞭と杖があり、それによって導かれることを知るようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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