8月31日 高慢は破滅に先立つ

高慢は破滅に先立ち、高ぶった霊は挫折に先立つ。《箴言 十六・18》

人類の先祖であるアダムとエバが、神が「決して食べてはならない」とお命じになった善悪の知識の木から実を取って食べ、堕落して以降、人間の心はサタンの思いによって支配されて来ました。人の心にあるサタンの思いは、絶えず「神さまのようになろう」という高慢な思いです。この思いは、人間の歴史と文明にはっきりと反映されています。

創世記には、バベルの塔を築いたことが記されています。バベルの塔を築いた人々は、ノアの箱舟によって救われたノアの8人の家族から増え広がった、ノアの子孫たちです。ノアが箱舟から出、神さまに感謝のいけにえをささげた時、神さまはノアと家族を祝福して仰せられました。「あなたがたは生めよ。増えよ。地に群がり、地に増えよ。《創世記 九・7》」

けれども、ノアの子どもたちから生まれ出た人が非常に多くなると、彼らは神さまに逆らいました。人が神さまを敬い、信じ、従うことは当然の務めです。けれども、その当時の人々は神さまを信じ、敬い、従うどころか、悪霊を招いて、悪霊の力によって、自分たちの名を上げようと、一致団結してバベルの搭を築いて、神さまに反抗したのです。神さまは人々に、「あなたがたは生めよ。増えよ。地に群がり、地に増えよ」とお命じになりましたが、彼らは世界中に出て行きませんでした。このように神さまに反逆するのは、人間の心に高慢な思いがあることを物語っています。

このような高慢な思いは、悪魔が与えます。悪魔は神さまのようになろうとして、神の御国から追放されました。悪魔は、いつの時代も自分が神になり、礼拝を受けたがっています。自分が一番でいたいのです。ですから、悪魔がエバを惑わす時にも、「あなたがそれを食べるとあなたの目が開け、神のようになる」と言ったのです。

バベルの塔を築き、高慢になった人間を見て、神さまは地に下りて来られて、彼らのことばを混乱させました。その時まで、人は一つのことば、一つの話しことばを用いていました。神さまが人々のことばを混乱させたので、互いの意思が通じなくなりました。そして同じことばを話す人々が集まり、全世界に散らばって行ったのです。そして今日の通り、全世界に散らばって生きているのです。

私たちは、絶えず神さまを敬い、信頼し、従い、神さまに栄光をおささげするために造られました。それにもかかわらず、悪魔の惑わしに落ちて、悪魔のように高慢になり、神さまに逆らい、お金、華やかさ、有名になることを追い求め、それを手にしているのにもかかわらず、幸せを知らずに生きているのです。夫婦の間にも争いが絶えず、親と子も争い、社会も不安で満ちています。その理由は、人が神さまをあがめず、高慢になっているからです。

ですから、私たちは毎日、高慢になっていないか、高慢な思いを持っていないか、高慢なことを言っていないか、自分自身を顧みる必要があります。心を見張り、守らなければなりません。

お祈り:私と家族を愛してくださり、恵みの道へと導いてくださる天のお父さま、感謝します。私と家族は高慢で、神さまに栄光をおささげしませんでした。赦してください。へりくだった心で、主に仕える者とならせてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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