9月14日 力をお与えになる神

【主】は、大洪水のときに御座に着かれた。まことに、【主】は、とこしえに王として御座に着いておられる。《詩篇二十九・11》

天のお父さまが、私たちに苦難や問題という洪水を送られるもう一つの理由は、私たちがイエスさまをもっと信頼することのできる信仰を強めるためです。

アメリカで発行されている「エバンジェル」という雑誌に、樹齢5000年にもなる木があるという記事がありました。この木は、良い土地に生えているのではなく、岩だらけの山の中腹に生えているのです。ですから、強く生きて行くために、岩と戦って根を深くおろさなければなりません。山なので風も強く、風とも戦う必要がありました。こうして、厳しい条件の中で、5000年も生き抜くことができたのです。

同じように、嵐や苦しみを通って初めて、人は強くなるのです。苦しみが襲って来れば、主に祈ります。祈りによって、すべてをご支配しておられる神に頼り、苦しみに打ち勝つのです。神の力を体験できます。ですから、苦しみに打ち勝つ人とは、祈りの力を知る人なのです。苦しみに打ち勝つ人とは、信仰の力を知る人なのです。その人がイエスさまを語る証には、力があります。主が洪水に乗って来られるとは、この事のためなのです。

モーセは、カナンの地を偵察させるために、12人の兵士を送りました。偵察を終えて帰って来た兵士の内10人は、言いました。「カナンの地は乳と蜜の流れる良い地です。けれども、私たちは攻め取ることはできない。そこの住民は私たちより強く、私たちは食い尽くされるだろう。そこで私たちが見た民は皆、背の高い者たちだ。私たちには自分がいなごのように見えたし、彼らにもそう見えただろう。《民数記 十三・27~33》」イスラエルの民は、苦難や問題という大洪水が襲って来るだろうという話を聞いただけで、夜通し大声をあげて泣き叫び、新しいリーダーを立ててエジプトに戻ろうとしました。この時、ヨシュアとカレブの二人が立ち上がり、驚くべきことを語りました。「私たちが探った地は、すばらしく良い地だった。もし私たちが主のみ心にかなえば、主は必ず私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さるであろう。あの地には、乳と蜜が流れている。ただ主に背いてはならない。その地の人々を恐れてはならない。彼らは、私たちの餌食となるからだ。彼らの守りは、彼らから取り去られている。しかし、主が私たちと共におられるのだ。彼らを恐れてはならない。《同 十四・7~9》」先に報告した10人の兵士の目には、カナンの地は鉄のような城壁がそびえ立ち、自分たちには到底歯が立たない程の強い民が守っている所に見えたのです。けれども、ヨシュアとカレブには、その同じ民が「餌食」に見えたのです。

人は、物を食べることによって生きて行く力を得ます。食欲のない人は健康になることができず、力強い生活を送ることができません。よく食べる人は健康で、活力のある生活を送ることができます。同じように、私たちに襲って来る嵐と苦しみは、天のお父さまが私たちに与えられる食糧のようなものです。生活の中に襲ってくる嵐や苦しみは、祈りの力や信仰の力を私たちに教えるための神さまの恵みです。神さまは、ご自分のもとに近づくように、私たちを招くために、「餌食」となる洪水を送られるのです。私たちの家庭に、どんな苦しみや嵐が襲って来ても、恐れてはいけません。主と共に王座に着き、祈りと信仰によって、正しく立ち向かえば、恵みの流れに変わるのです。

お祈り:私たち信じる者にカを豊かに与えてくださる天のお父さま、感謝します。私と家族が生活する上で、苦しみや嵐によって、力を失ってしまう時があります。その時にこそ、聖霊の力を豊かに与えてください。救いは、ただイエスさまにだけあることを教えてください。どんな時にも信仰を持ち、絶対に希望を失うことなく、くじけることがないように助けてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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