神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」《創世記 一・28》
今、私たちが生きている時代は、多くの人々が未来に希望を持てないばかりか、毎日、悲惨な生活を送っています。希望もなく、希望を生み出すための計画がないので、喜びがありません。さらには、今苦しんでいる問題や困っていることに、疲れ果てています。「今日がこんなに苦しいのだから、明日も同じように苦しいだろう」と考え、明日に対して何の希望も持てないのです。毎日、このような呪いの中で、暗闇の中で、生活しているのです。
聖書は、次のように約束しています。明日は今日よりも祝福される。来月は今月よりも祝福される。来年は今年よりも祝福される。「愛する者よ。あなたのたましいが幸いを得ているように、あなたがすべての点で幸いを得、また健康であるように祈ります。《Ⅲヨハネ 2》」 この祝福を受け取り続けることができるのは、イエスさまを信頼している者です。神さまから豊かな祝福を受け取っている自分自身の姿を、いつも心の中で思い描きましょう。そして毎日、イエスさまの御名によって、口で告白しましょう。それは、天のお父さまに届けられる祈りとなります。
毎日の生活の中で、いつでも、どこでも、神さまの祝福を求め、イエスさまの御名によって感謝し、祈りましょう。イエスさまの御名の中で祈る祈りを、神さまは喜んで聞いてくださいます。私たちが、イエスさまの中で祈る時、その祈りはイエスさまご自身の祈りとなるのです。ですから、天の父なる神さまは、私たちの想像を遥かに超えて祝福してくださるのです。キリストの中に置かれた私たちが、聖霊さまと共に、イエスさまの御名の中で祈る時、「私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできるのです《ピリピ 四・13》」というパウロの告白の通りになるのです。19世紀、主に大きく用いられたイギリスのスポルジョンは言いました。「祈りは、ほとんど全能である」と。
天の父なる神さまは、土のちりから人を造られる前に、人が住む豊かな、美しい世界を造られました。神さまは六日間で世界のすべてを造られ、その後、人を造られました。人もまず、ちりで肉体が造られ、そこに神さまの霊が吹き込まれて、生きる者となりました。今は、イエスさまのいのちを頂き、聖霊さまが心の内に住んでいてくださっていますし、天の霊的な祝福を豊かに得ているのですら、聖霊さまと共に、毎日、イエスさまの御名の中で、希望を創造することができるのです。毎日、聖霊さまを喜び、聖霊さまに期待して生活することができるのです。このように、天のお父さまの祝福を豊かに受け取っている人は、人々に希望と勇気を与えることができるのです。
お祈り:今日も私たちをお守りくださる天のお父さま、感謝します。たとえこの世の中が、どのように変わろうとも、神さまの豊かな祝福は変わりません。私と家族が、主の恵みによって、いつも主なる神さまを信頼して、聖霊さまと共に、イエスさまの御名の中で祈るように導いてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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