11月28日 人生の本当の道

イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」《ヨハネの福音書 十四・6》

人生とは、謂わば、道を探すための旅だとも言えるでしょう。

事業をする人は事業で成功する道を探し、文学をする人は文学界での成功の道を求めます。幸いにも道を見出した人は、勝ち組・成功者と自分のことを呼んでいますが、道を間違えた人は失敗者と呼ばれます。多くの人が、道を誤って歩んでいます。その道は砂利の道、いばらとあざみの道、険しい道です。その道に迷い込み、傷つき、血みどろになって落胆し、絶望しています。この世を生きていきながら道に迷うということは、本当に悲惨なことです。

聖書を見ますと、人生の道に迷った女性の記録があります。イエスさまは、ある日、スカルという町にあるヤコブの井戸のかたわらに腰をおろしていらっしゃいました。この時、一人の女性が水を汲みに来ました。この女性は、五回も離婚したことがあり、現在は六度目の夫と暮らしていますが、満足することなく、なお心は飢え渇いていました。この事を知ったイエスさまは、わざわざこの女性に会うため、この井戸に来られたのです。そしてこの女性に、永遠に心が満たされるものを与えようとされたのです。イエスさまは、ご自分がメシアであることをこの女性に教えられました。彼女はイエスさまがメシアである事をはっきりと悟りました。また彼女は、自分がどこから来て、何のために生き、どこへ行くのかをはっきりと教えられました。するとすぐ、彼女はイエスさまを救い主として心に迎え入れたのです。道に迷い、心の飢え渇きを抱えていた彼女は、イエス・キリストを救い主として受け入れるや否や、「天の御国に行く明るい道」を見出すことができ、絶望と落胆と悲しみから解放されたのです。これからは、自分がどこから来て、どこへ行くのか悟るようになりました。そうなるや否や、水がめを置いて町へ行き、そして出会う人々に「来て下さい。キリストが来られました」と叫びました。希望を失っていた彼女は、造り変えられ、憐人に自分の喜びを伝える伝道者となったのです。道であるイエス・キリストを迎え入れたからです。

イエス・キリストは、道案内人ではありません。イエス・キリストご自身が道なのです。このお方以外を道とすれば、必ず絶望に落ち込んでしまいます。

お祈り:道であるイエスさま、感謝します。イエスさまだけが、まことの道でいらっしゃいます。この世をうまく渡り歩く道、貪欲の道、罪悪の道、偶像の道を歩んだ方が、この世ではうまく行きそうに見える時があります。どうか、いつも天の御国の道、義と平和と喜びの道であるイエスさまの道を歩むことができますように。もう二度とこの世でさ迷うことなく、主にだけ従うことが出来ますように。この道こそ、最も祝福された道であることを多くの人に宣べ伝えることかできますように、祝福してください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

11月27日へ   11月29日へ   11月の目次へ    毎朝のマナの目次へ

コメント