4月29日 塩のような人格を

あなたがたが【主】に献げる穀物のささげ物はみな、パン種を入れて作ってはならない。パン種や蜜は、少しであっても、【主】への食物のささげ物として焼いて煙にしてはならない。……穀物のささげ物はみな、塩で味をつけなさい。穀物のささげ物に、あなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。あなたのどのささげ物も、塩をかけて献げなければならない。《レビ記 二・11、13》

《レビ記》に書かれているいけにえはすべて、「見よ。世の罪を取り除く、神の子羊《ヨハネ 一・29》」であるイエス・キリストの型であることを学んで来ました。また、私たちが毎日生活する上で、どのようにして神さまの御前に進み出たら良いのかを学んで来ました。きょうは、「穀物のささげ物」と「塩」について学びましょう。

穀物のささげ物は、ヘブル語で「贈り物」という意味です。小麦粉で作ったパンと一緒に、油と乳香と塩を添えてささげます。塩とは、神さまに対して純潔な心を持つことを表しています。油は聖霊さまを、乳香は祈りを表しています。穀物のささげ物はまた、神の民が、神に喜ばれる生活を送るため、惜しむことなく努力することを表しています。イエスさまによって救われた者が、神さまの御前で義なる生活を送るため、あらゆる努力をし、その結果を神さまにささげることを表しています。パンを作るために麦を細かく挽いて粉にすることは、私たちが神さまにささげる犠牲的な努力を表しています。穀物のささげ物の中で、最も重要な神さまの命令は「塩で味をつけなさい」ということです。塩とは、契約や約束を表しています。神さまと人が和解できる契約・約束です。神さまのみもとに帰ることのできる契約・約束です。

第二に、この約束とは、ヘブル語で「割る、裂く」という意味から来ています。この約束を破った場合、肉体を裂かれるという意味があります。この約束を変えてはならいという事を表しているのです。神さまはご自分の民のいけにえをお受けになり、恵みを与える約束は決して変わらないということです。

第三に、真の神さまであられるヤハウェは、人と交わりを持つため、契約を結んでくださいます。神さまの方から、先ず人を訪ねて来られ、いけにえをささげることを教えてくださり、神さまにお仕えする道を開いてくださいました。神さまが啓示してくださらなかったなら、人は永遠に神さまに仕えることもできないし、主を知ることも、なかったのです。

それならば、私たちは、どのようないけにえをささげるべきでしょうか。先ず、私たちは神さまの御前に、麦のように砕かれた信仰の人格を持たなければなりません。麦は、神さまの御前で、労苦して従う生活を象徴します。キリスト者は、イエスさまのいのちの糧(みことば)を頂き、イエスさまの恵みによって、このような砕かれた人格を持てるように努めなければなりません。またキリスト者は、神さまの御前で塩のような信仰の人格にならなければなりません。塩は、物が腐ることを防ぎます。キリスト者は、神さまの御前で、いつも変わることのない信仰を守らなければなりません。社会が腐り切って行くことを防がなければなりません。イエスさまはおっしゃいました。「あなたがたは地の塩です。もし塩が塩気をなくしたら、何によって塩気をつけるのでしょうか。もう何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけです。《マタイ 五・13》」 主イエスさまは、私たちが皆、この社会で塩の働きをすることを願っておられます。

お祈り:私たちの祈りを聞いてくださる天の父なる神さま、感謝します。先ず、神さまから私たちを訪ねてくださった恵みを賛美します。私と家族が、神さまの御前で麦のような砕かれた信仰を持てるようにしてください。それだけでなく、社会に出て行き、塩の役割をする者となり、主の栄光を表す者とならせてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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