しかし、【主】を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。走っても力衰えず、歩いても疲れない。《イザヤ書 四十・31》
毎日の生活にダメージを与え、毎日を暗くさせ、失敗させる要素の一つは、挫折感です。中途で心がくじけ、折れてしまい、中途半端な状態で終わらせてしまう挫折感。この挫折感を心に持つと、すぐに落ち込み、否定的に考えてしまい、否定的な話ばかりするようになり、否定的な行動を取るようになります。挫折感を持つと、人は自分の夢を実現するために、自分の将来に対して創造的に考えることができなくなり、創造的な話や行動がとれなくなり、自分自身に対して失望と敗北のイメージだけを持ち、「どうせ、ダメだから」と自分から落ち込んで行きます。
毎日の生活の中で、成功して行く人と、失敗して行く人との違いは何でしょうか。それは失敗した時の態度です。人生を最終的に失敗で終える人は、失敗した時に、落ち込み、しゃがみ込み、中途で心を折らせて、中途半端な状態で終わらせてしまった人です。成功する人は、失敗した時に、落ち込み、しゃがみ込まないで、そこで立ち上がった人です。ですから何が起こっても挫折を受け入れないで、勇気を出して、毎日の生活を送らなければなりません。
アメリカ人のカーネル・サンダース氏は、60才の時に、数百万ドルの借金を背負って、破産してしまいました。余りのショックで入院しました。不眠症になり、眠ることができませんでした。彼は一晩中、苦しみました。ところが夜が明けるころ、早朝、遠くから賛美の歌声が聞こえてきました。「いかに恐るべきこと有りとも、御翼の陰は安らかなり。愛の神はいかなる時にも、頼る汝が身、保護したまわん(聖歌374番)」という賛美でした。彼は、この賛美を聞きながらベッドから立ち上がりました。そして、賛美が聞こえる方に向かい、歩いて行きました。すると小さな教会があり、中で老婦人が賛美歌を歌っていたのです。その場でサンダース氏は、涙を流して悔い改め、主を心にお迎えし、自分の人生を主に委ねたのです。すると、今まで体験したことのない平安が、心に迫って来ました。それから彼は、くず拾いとして新しい人生を出発したのです。彼の名は今、世界中の誰もが知っています。
私たちは、何かあるとすぐ「駄目だ。死にそうだ」という言葉を使います。「自分の口のことばによって、自分が罠にかかり、自分の口のことばによって、捕らえられ《箴言六・2》」ると、聖書に書かれています。心が折れ、しゃがみ込んでしまう挫折感に落ち込むと、否定的な話が口をついて出て来ます。すると、その人には、常に挫折させる環境だけが迫って来るのです。私たちの話す言葉、聞く事、考える事から、私たちの心を守りましょう。感謝の言葉、賛美の歌声、主が共におられるから「できる」という創造的な言葉を語りましょう。悪魔は、私たちが途中であきらめて、挫折する事を願っています。悪魔は、たゆまずに私たちを失望させようと計画しているのです。「私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。《ローマ人への手紙 八・32~34》」
お祈り:主を待ち望む者に、新しい力を注がれる天の父なる神さま、感謝します。険しい毎日の生活を歩む時、つまずき、倒れることが多くあります。その度ごとに主を待ち望み、聖霊さまの新しい力を得られるようにしてください。イエス・キリストのみ名によってお祈りします。アーメン


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