2022-03

スポルジョンの朝ごとに

4月

1日、主の口づけ《雅歌 一・2》 2日、沈黙を守られる主《マタイの福音書 二十七・14》 3日、キリストへの罪の転嫁《ヨハネの福音書 十九・16》 4日、キリストにあって神の義となる《コリント人への手紙 第二 五・21》 5日、永遠の栄光を...
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4月1日 主の口づけ

あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。 《雅歌 一・2》 受難週の季節、この数日間、私たちは救い主の苦難について深く考えて来た。けれども、今しばらくの間、主の苦難について思い巡らし、黙想し続けけたい。 新しい月を迎えるに当たり、選ばれ...
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3月31日 キリストの打ち傷

その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。《イザヤ書 五十三・5》 ピラトは、主を鞭打つためローマ兵の手に渡した。 ローマの鞭は、最も残酷な拷問道具として使われた。それは牛の皮で作られ、あちこちに尖った骨が入れてある。打ち下ろすと、鞭は肉体に...
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3月30日 罪人の中に数えられたイエス

彼が自分のいのちを死に明け渡し、背いた者たちとともに数えられたからである。《イザヤ書 五十三・12》 なぜイエスは、罪人の中にご自分の名が連ねられることを、受け入れ、忍ばれたのでだろうか。なぜ、これほどまで主が謙遜になられたのだろうか。この...
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3月29日 苦しみによって従順を学ぶ

キリストは御子であられるのに、お受けになった様々な苦しみによって従順を学(ばれた)……。《へブル人への手紙 五・8》 私たちを救いに導いてくださるお方は、「お受けになった様々な苦しみによって従順を学び、完全な者とされた《ヘブル 五・8~9》...
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3月28日 人知を遥かに超えたキリストの愛

人知をはるかに超えたキリストの愛・・・。《エペソ人への手紙 三・19》 キリストは愛に満ちたお方である。キリストの愛は麗しく、どこまでも果てしなく広がる。主は誠実に愛してくださる。そして、人間の理解を遥かに超えている。人の子たちに対するキリ...
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3月27日 イエスを見捨てて逃げてしまった

そのとき、弟子たちはみなイエスを見捨てて逃げてしまった。《マタイの福音書 二十六・56》 主は、決して弟子たちをお見捨てになることはなかった。しかし弟子たちは、主が指導者たちに捕えられる時、臆病にも主を見捨てて逃げ出した。これから自分たちの...
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3月26日 贖い主による守り

イエスは答えられた。「わたしがそれだ、と言ったではないか。わたしを捜しているのなら、この人たちは去らせなさい。」《ヨハネの福音書 十八・8》 わが魂よ。次のことに目を向けなさい。ご自身が敵の手に捕えられる試練に直面しながらも、イエスはご自分...
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3月25日 裏切りの口づけ

しかし、イエスは彼に言われた。「ユダ、あなたは口づけで人の子を裏切るのか。」《ルカの福音書 二十二・48》 「愛する者が傷つけるのは誠実による。憎む者は多くの口づけでもてなす。《箴言 二十七・6》」 世が親しみを込め、満面の笑みで近づいて来...
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3月24日 その恐れのゆえに聞き入れられた

キリストは・・・祈りと願いをささげ、その恐れのゆえに聞き入れられました。《へブル人への手紙 五・7:英語訳》 キリストのこの「祈りと願い」は、ゲツセマネの園でささげられたものである。 「その恐れ」は、ご自分が神から全く見捨てられ、御父との麗...