子どもたちよ。主にあって自分の両親に従いなさい。これは正しいことなのです。「あなたの父と母を敬え。」これは約束を伴う第一の戒めです。「そうすれば、あなたは幸せになり、その土地であなたの日々は長く続く」という約束です。《エペソ人への手紙 六・1~3》
天の父なる神さまは、十戒の中で、「あなたの父と母を敬え」と命じられました。十戒の第一番目から四番目までは、天の父なる神さまに対しての戒めです。第五番目かちは、人に対する戒めです。その最初の戒めが「あなたの父と母を敬え」というものです(第五戒)。
きょうのみことばの通りに、パウロはこの第五戒のみことばを引用して、エペソのキリスト者に言いました。「子どもたちよ。主にあって自分の両親に従いなさい。これは正しいことなのです。『あなたの父と母を敬え。』これは約束を伴う第一の戒めです。『そうすれば、あなたは幸せになり、その土地であなたの日々は長く続く』という約束です。」
今、私たちが暮らしている社会と人々は、益々冷たくなっています。自分が生み、育てた子どもたちに捨てられ、最後には自殺する老人の話をたくさん聞きます。自分を生み、育てて下さった父母までも顧みることを忘れるほどの冷酷な暮らしをしているのです。このような冷たい社会に生きている私たちキリスト者は、聖書に書かれている通り、父母を敬い、父母によく従わなければなりません。この世の冷たい人々と同じようであってはなりません。もし私たちが父母を敬い、従わなければ、神さまの命令に逆らうことになります。
天の父なる神さまのひとり子でいらっしゃるイエスさまは、天のお父さまを敬い、また同時に、ご自分を生み、育ててくれたヨセフとマリアを敬いました。イエスさまは、十字架にかかられる前、オリーブ山で、「父よ、みこころなら、この杯をわたしから取り去ってください。しかし、わたしの願いではなく、みこころがなりますように《ルカ 二十四・42》」と祈られました。イエスさまは、父なる神さまを敬い、完全に従われたのです。また十字架上では、苦しみと痛みが極度に達していたはずなのに、その十字架上から弟子ヨハネに向かい「そこに、あなたの母がいます《ヨハネ 十九・27》」と言われ、年老いたマリアの面倒を見てくれるよう直接お願いなさいました。イエスさまは激しい苦しみと痛みの中で、両親を敬うことの真の姿を見せて下さったのです。
私たちも、イエスさまを見習って、何よりも天の父なる神さまを敬い、また自分を生み、育てて下さった父母を敬いましょう。親孝行をしない人は、人生の行くべき道、方向を見失った人です。父母を見捨てて、自分だけ良い暮らしをし、良い服を着、良い物を食べるなら、その人はキリストの弟子ではありません。私たち神さまを信じる者は、父母を愛しましょう。そして実際に、愛を行いましょう。そうするなら神さまの栄光が豊かに現れます。隣人が悔い改め、イエスさまを信じます。また私たちには、地上で長生きする祝福も与えられるのです。
お祈り:私たちに父母を与えてくださった天の父なる神さま、感謝します。父母を敬うことが、約束の伴った第一の戒めです。どうかこの戒めを守ることができるよう、聖霊さま、お助けください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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