しかし、あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です。それは、あなたがたを闇の中から、ご自分の驚くべき光の中に召してくださった方の栄誉を、あなたがたが告げ知らせるためです。《ペテロの手紙 第一 二・9》
今、日本中の自殺者の数はおよそ2万人です(2025年の統計による)。この数は、小さな村や町と同じ人数です。毎年、毎年、小さな村や町が、一つなくなっていることになります。
人が自殺するのは、自分自身を卑下した時です(この自殺の背後には、人を自殺へと追いやる悪霊の働きがあります。私の住んでいる町や地域では、数多くの人が自殺で亡くなっています)。人々は、厳しい競争社会の中で、周りの人と争うことに疲れ果ててしまい、責任を持たされることに疲れ果ててしまい、自分自身に絶望してしまうのです。それに加え、人は自分自身のいのちの大切さを理解することができていません。与えられたいのちを大切にすることが出来ないのです。自分自身を大切にできない人は、どんなに立派な家で暮らし、良い物を食べ、きれいな服を着ても幸せになることはできません。本当に幸せな人は、自分のいのちが大切であることを知っている人です。そして、自分のいのちが大切な存在であることを知っている人は、神さまの愛を本当に知った人です。
人は、イエス・キリストを通して神さまとお会し、本当の愛を知ることができます。なぜならイエス・キリストは、私たち罪人の身代りとなって十字架で血を流し、いのちを捨てて下さいました。イエスさまの十字架の死によって、私たちは、父なる神さまと和解することが出来たのです。ですから、私たちがイエス・キリストの十字架の死と復活は私のためだと信じるなら、私たちの罪は赦されて、神さまから愛されている存在であることを心の底から知ることが出来るのです。
イエスさまはおっしゃいました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。《ヨハネ 十四・6》」 今までの間違った思いや、この世の価値観を捨て、イエスさまの十字架を受け入れた人は、選ばれた種族であり、王である祭司となり、聖なる国民、神の所有とされた民となるのです。キリストの中に入れられた人は、すべてが新しく造り変えられるのです。もはや罪人ではなく、呪われた者でもありません。神さまから愛される尊い存在なのです。
自分自身を卑下し、自分をいじめることも悲劇ですが、人間中心主義によって自分自身の力を過信し、高ぶることも悲劇です。自分のいのちが本当に大切であることを正しく知ることができるのは、イエス・キリストの中に入れられ造りかえられ、神の民となった人です。このような人が神さまを愛し、自分自身を正しく理解し、隣人を愛することのできる人です。その人は、本当に幸せな人生を歩むことのできる人なのです。
お祈り:愛の神である天の父なる神さま、感謝します。イエス・キリストの中で私たちを新しく造られた者として下さったことを感謝します。きょうも、キリストの十字架の中で義と認めて下さり、呪いから解放して下さり、健康で豊かな、明るい生活を送ることができますよう、聖霊さま、お導きください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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