三隊の者が角笛を吹き鳴らして、壺を打ち砕き、左手にたいまつを、右手に吹き鳴らす角笛を固く握って「【主】のため、ギデオンのための剣」と叫んだ。《士師記 七・20》
主なる神さまは、イスラエルに敵対して出て来た14万人のミディアン人を迎え撃つために、マナセ族のギデオンをお選びになりました(士師記 六・12)。ギデオンはマナセ、ナフタリ、ゼブルン、アシェル族に、「ミディアンと戦う者は私のもとに来なさい。」と呼びかけ、角笛を吹き鳴らしました。すると、三万二千人の兵士が集まって来ました。主は、「人数が多すぎる《同 七・2》」とギデオンに言われました。そして最終的に、三百人の勇士が彼のもとに残るようになさいました。
ギデオンとイスラエルの三百名の勇士たちは、全員の手に角笛とからの壷を持ち、その壷の中に松明(タイマツ)を入れ、真夜中にミディアンの陣営に進んで行きました。神が、そうお命じになったからです。そうして一斉に角笛を吹き、からの壷を割りながら叫びました。「【主】のため、ギデオンのための剣《同 七・20》」と叫びながら、ミディアン人の陣営に向かって行きました。この言葉は祈りではなく、偉大な主なる神さまへの信仰の告白です。ギデオンと三百人の勇士たちの目の前には、ミディアンの大群はイナゴの群れように見えました。けれども、ギデオンたちは神さまの約束のことばを信頼し、また神さまを信頼して、約束のことばを告白したのです。
今日、私たちは神さまの御前に選ばれた民です。私たちが吹き鳴らす角笛は、福音のみことばです。ギデオンと三百名の勇士たちが「【主】のため、ギデオンのための剣」と信仰によって告白したように、私たちも、目に見える状況に右往左往するのではなく、その背後で働いているサタンに立ち向かい、すべてをご支配しておられる偉大な主に向かい、信仰の告白をしようではありませんか。
また、ギデオンと勇士たちは、からの壷の中に松明(タイマツ)を隠しました。その砕かれる音は敵ミディアン軍には、大群が押し寄せるとどろき、戦車が押し寄せるとどろきに聞こえました。からの壷とは、私たち人間のことです。松明は聖霊さまのことです。からの壷の中に松明を入れたように、選ばれた民の私たちの中に、聖霊さまを満たして頂くことです。聖霊さまが一緒にいてくださる家庭は、力強く、天の御国の証をします。このような家庭を、暗闇の勢力は倒すことができません。聖霊さまは、家族の一人ひとりを孤児のように、一人ぼっちにされることはありません。支えてくださり、恵みのうちに導いてくださいます。私たちの家庭が求めなければならないことは、人に頼って解決することや、物質に頼って解決することではなく、聖霊さまの働きによって解決して頂くことなのです。
更に、ギデオンの三百名の勇士たちは、敵軍を破るため、からの壷を打ち砕きました。「【主】のため、ギデオンのための剣」と信仰による告白しながら、からの壷を打ち砕き、中の松明の明かりを暗やみの中に輝き出させました。私たち神の民を、イエスさまは世の光だとおっしゃいます。私たちも、家庭の問題や学校や会社の問題等、重大な問題を解決するためには、私たち自身が砕かれなければなりません。壷を壊さない限り、その中にある松明の光は出て来ません。私たちが砕かれると、光である聖霊さまが私たちを導かれます。今までは人間の知恵と手段と方法で努力して来ましたが、今からは聖霊さまが天の御国の法則で、私たちを祝福してくださいます。神さまは、壷の中の光である聖霊さまが現れることを、切に望んでおられます。
お祈り:救い主なる天の父なる神さま、感謝します。私と家族は、ギデオンのように信仰による告白をします。ただ神さまだけを信頼します。人間の方法と手段を信頼して来た考えと態度を、今捨てます。聖霊さま、私と家族を導いてください。問題が完全に崩れ去りますように。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン


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