11月10日 主に信頼する者は守られる

人を恐れると罠にかかる。しかし、【主】に信頼する者は、高い所にかくまわれる。《箴言 二十九・25》

家を建てる時は、住む人を守るため、また家財を守るため、柱や壁を丈夫なものにします。

同じように、私たちの人生を守るため、目に見えない壁が存在しています。人は皆、自分の人生を守るために、「経済の壁」、「名誉の壁」、「権力の壁」を築きます。

けれども、人の知恵や技術や力で、どんなに丈夫な壁を造り、その壁で家を丈夫に建てても、自然災害にあえば一瞬にして崩れてしまいます。人々はその有様を見て驚き、怪しみ、「こんなに簡単に崩れ去ってしまうとは、知らなかった」と、つぶやきます。同様に、自分の人生を守るための「経済の壁」、「名誉の壁」、「権力の壁」も、試練や苦しみに会うとき、一瞬にして崩れ去ってしまいます。人の知恵や技術や力という壁で造った家が、長く立ち続けることは不可能です。聖書は言います。「人は心に計画を持つ。しかし、舌への答えは【主】から来る。《箴言 十六・1》」 人は自分の人生を守るために造った様々な「壁」を誇りながら、「私の壁は丈夫だから、神は必要ない」と言います。でもいろいろな出来事や事件、災害が起こると、誇りとしていた「経済の壁」、「名誉の壁」、「権力の壁」がぐらぐらと崩れてしまうのです。その時になって始めて、人間の力では「壁」を守ることができないことに気が付き、「神さま!」と手を高く上げて降参する人もいます。一方で、あくまでも世の「経済の壁」、「名誉の壁」、「権力の壁」が私を助けてくれると思い込んでいる人は、滅んでしまいます。

イスラエルの初代の王さまサウルは、「経済の壁」、「名誉の壁」、「権力の壁」を自分のために築いた人でした。ですから、サウルは神さまから見捨てられてしまいました。一方、槍と盾を自らの力としてイスラエルに戦いを挑んで来たゴリアテに対して、主だけを信頼して戦った少年ダビデは、小さな石一つでそのゴリアテを倒しました。

このように、人間の能力や、人間の手で造り出した環境を信頼する人は、必ず倒れてしまいます。人間の能力や人間の手で造り出した環境は、細いクモの糸のように、もろいものです。天の父なる神さまを信頼するとき、決してなくならない確かな希望を持つことが出来るのです。「すべて神を忘れる者の道はこのようだ。神を敬わない者の望みは消え失せる。その人の確信は、か細いクモの糸、その信頼はクモの巣だ。自分の家に寄りかかると、家はそれに耐えきれない。これにすがりついても、それは持ちこたえない。《ヨブ記 八・13~15》」

結局、私たちの壁を守ってくださるお方は、天の父なる神さまお一人です。私たちが築く壁は、主イエス・キリストの信仰でなければなりません。このイエスさまの信仰とう壁は、いかなる暴風雨にもびくともしません。「自分の富に拠り頼む者は倒れ、正しい人は若葉のように芽を出す。《箴言 十一・28》」、「人を恐れると罠にかかる。しかし、【主】に信頼する者は、高い所にかくまわれる。《同 二十九・25》」、「欲の深い人は争いを引き起こす。しかし、【主】に拠り頼む人は豊かにされる。《同 二十八・25》」

あなたとあなたの家族が、信頼している壁は何でしょうか。信頼すべき壁は、イエスさまを信頼する信仰だけです。

お祈り:祝福の源であられる天のお父さま、感謝します。天地が滅んでも、一点一角も滅びることのない主のみことばを感謝します。私と家族が、主と、主のみことばだけを信頼する堅固な信仰を持つことが出来ますように。その信仰が私と家族の壁となってお守りくださいますように。イエス・キリストのみ名によってお祈りします。アーメン

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