12月12日 イエスさまとの出会い

十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。《マルコの福音書 五・25~29》

人は修行したり、道徳的、倫理的に高い水準の生活を送ったり、宗教に入ったりしても、自分自身の人格や日々の環境を根本から変化させることはできません。いのちの交換ができないからです。私たちを根本から完全に変え、いのちの交換をして、天の父なる神さまの子とすることのできる方は、イエス・キリストただお一人です。ですから私たちは、人生の中で、イエス・キリストに必ずお会いする必要があります。イエスさまと個人的に出会って、根本から変えて頂く信仰の体験を持つことが、人生で最も価値あることなのです。

どうすれば、そのような体験を持つことができるのでしょうか。

まず何よりも、今日のみことばに出ている長血をわずらった女性のように、心の中にイエスさまに出会いたいという強く、切なる願いを持つことです。この女の人は12年間、出血が止まらなくなる病気、長血をわずらっていたと書かれています。考えてみてください。12年間、血を流し続けて暮らしたらどうでしょうか。また当時、長血をわずらう人は、「汚れた人」であると言われていました。隣人はもちろん、家族とも完全に離れ離れとなって、暮らさなければならなかったのです。更に、この女性は自分の病気を治すため、多くの医者を巡り歩きました。医者たちは、治療のために、莫大な金額を彼女から絞り取りました。けれども、病気を治すことはできませんでした。彼女は、全財産を使い果たしました。が、病気は益々ひどくなるばかりでした。けれども、彼女は失望しませんでした。人生に対する粘り強い態度を持っていたのです。

ある日、彼女はイエスさまの噂を耳にしました。それで群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスさまの衣にさわりました。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる(きっと治る)」と、考えていたからです。彼女がイエスさまの衣の裾にふれた途端、奇跡が起こりました。すぐに血の源が枯れて、ひどい痛みが治ったのを、彼女は感じたのです。病気からいやされたいという熱望、神さまの新しいいのちを受けたいという切なる願いを持ち続けた彼女は、イエスさまの真の姿に触れ、救い主イエスさまにお会いすることができたのです。

今日、私たちも彼女のように、主にお会いしたいと熱望しつつ、主の御前に進み出ることが重要です。このようにして、イエスさまに出会ったとき、私たちの生涯と環境は変化し、私たち自身が変えられるのです。そして私たちは呪いから祝福に、死からいのちに、空しさから希望へと変えられるのです。

お祈り:いのちの君のイエスさま、感謝します。イエスさまにお会いできるように、心から熱望しています。罪と弱さ、病気と呪いと死から、赦しと力と健康と、恵みと永遠のいのちへと移してください。私と家族がイエス・キリストにお会いできますよう、聖霊さまは、助けてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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