8月15日 神が人をお選びになる基準

荒野で叫ぶ者の声がする。「主の道を用意せよ。主の通られる道をまっすぐにせよ。」《ルカの福音書 三・4》

きょうのみことばは、「長い間、待ち望み続けた救い主が来られる!」と叫ぶ、パブテスマのヨハネの預言です。バプテスマのヨハネは、30才になって預言者としての活動を開始し、二年半の間、預言し、人々を導きました。「女から生まれた者の中で、ヨハネよりも偉大な者はだれもいません《ルカ 七・28》」と、イエスさまから認められた主の僕でした。イエス・キリストが来られる前に、救い主をお迎えするための準備をすることが、ヨハネに与えられた神さまからの使命でした。この使命を忠実に果たしたパブテスマのヨハネから、私たちはとても大切な教訓を得ることができます。

とても大切な教訓とは、何でしょうか。それは、神さまが人を選ばれる基準は、人が人を選ぶ基準とはまったく違うということです。神さまは「知恵ある者を恥じ入らせるために、この世の愚かな者を選び、強い者を恥じ入らせるために、この世の弱い者を選ばれます。《Ⅰコリント 一・28》」もし、私たちがキリストの働き人を選ぶようにと言われたとしたら、立派な家に生まれた、最高の大学を卒業した頭のよい、カッコいい人を選ぶことでしょう。けれども、神さまの基準はまったく違います。神さまは、大学も卒業していない、立派な家に生まれていない、格好もよくない、荒野に住んでいるヨハネを選ばれたのです。

また、ヨハネは生まれる前から神さまに選ばれていました。彼は成長するにつれ、霊と魂が強められ、救い主イエスさまが現れる時まで、荒野でいなごと野蜜を食べて生きていました。彼は30歳で神さまに呼び出され、荒野で預言のことばを叫び、救い主が来られると宣言したのです。その頃のイスラエルは、ローマという国に支配され、人々は苦しんでいました。そのイスラエルの人々に、ヨハネは神さまのことばを語りました。「悔い改めて、神に立ち返り、福音を信じなさい。」人々はヨハネの語ることばに答え、神に立ち返りました。人々はヨハネのもとに来て、ヨハネからパブテスマを受けました。洗礼を受ける人々の中に、イエスさまもいらっしゃいました。ヨハネは、イエスさまを一目見た時すぐに、この方こそメシアであると宣言したのです。イエスさまの顔には、ことばで表現できないほどのきよさと力がありました。ヨハネは、イエスさまにふれた瞬間、心の中に自分の弱さやきたなさを感じました。彼は砕かれたのです。バプテスマを受けるために来られたイエスさまに、「私こそ、あなたからバプテスマを受ける必要があるのに、あなたが私のところにおいでになったのですか《マタイ 三・14》」と聞き返しました。イエスさまは、天のお父さまの御心に従って、ヨハネからバプテスマを受けられました。天のお父さまはヨハネを選び、人々の心を救い主イエスさまに向ける働きを、ヨハネに託されたのです。

ヨハネのように、またイエスさまのように、神さまが自分たちの指導者でなければならないということは、大切な教訓です。またヨハネのように、神さまの御前で、イエスさまの御前で、砕かれなければなりません。《創世記》を見ると、神さまが人を創られる時、神さまのかたちに似せて造ったと書かれています。ところがサタンにだまされて、神さまに反逆してしまいました。その結果、神さまが共におられない、人間中心主義の人生を生きるようになりました。神さまは、私たちの中に来られて、私たちの心の王座におつきになるとき、主は私たちをお用いになるのです。

お祈り:私と家族一人ひとりとに、いつも共にいてくださる天のお父さまに、感謝と賛美と栄光をささげます。私は主の御前で人間中心でした。神さま中心ではありませんでした。赦してください。私と家族が神の国の使命を頂いて、神の国を広める働きに参加できるようにしてください。いつも感謝する生活ができるようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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