11月12日 なぜ懲らしめが必要なのでしょうか?

それは、あなたがたを神の国にふさわしいものと認める、神の正しいさばきがあることの証拠です。あなたがたが苦しみを受けているのは、この神の国のためです。《テサロニケ人への手紙 第二 一・5》

子どもたちが人の道にはずれる事をすると、その人の父と母は、その子を懲らしめます。天の父なる神さまも、主の民である私たちが、主の御心に逆らい、主に従わないときには、私たちを訓練します。懲らしめます。その人の父と母がわが子のことを考えて懲らしめるように、天の父なる神さまの懲らしめにも、とても良い意味があるのです。懲らしめが与えられる意味を、ご一緒に考えて参りましょう。

(1)神に懲らしめられる人は、幸いです。「ああ、幸いなことよ。神に責められるその人は。だから全能者の懲らしめをないがしろにしてはならない。《ヨブ記 五・17:新改訳第三版》」

(2)人間は、苦難を通して、祈ることを学びます。「私が呼ぶとき、答えてください。私の義なる神。追いつめられたとき、あなたは私を解き放ってくださいました。私をあわれみ、私の祈りを聞いてください。《詩編 四・1》」

(3)神の懲らしめは、愛のしるしです。「父がいとしい子を叱るように、【主】は愛する者を叱る。《箴言 三・12》」

(4)懲らしめは、いのちの道への正しい道しるべです。「訓戒を大事にする者はいのちへの道にあり、叱責を捨てる者は人を迷わせる。《箴言 十・17》」

(5)神に懲らしめられる人は、本当の神の子であるという証拠です。「もしあなたがたが、すべての子が受けている訓練を受けていないとしたら、私生児であって、本当の子ではありません。《へブル 十二・8》」

(6)懲らしめられているということは、義の実を結ぶ過程にあるということです。「すべての訓練は、そのときは喜ばしいものではなく、かえって苦しく思われるものですが、後になると、これによって鍛えられた人々に、義という平安の実を結ばせます。《ヘブル 十二・11》」

このように、天の父なる神さまは、私たちを懲らしめたその御手で、私たちをいやし、回復してくださいます。「ああ、幸いなことよ、神が叱責するその人は。だから、全能者の訓戒を拒んではならない。神は傷つけるが、その傷を包み、打ち砕くが、御手で癒やしてくださるからだ。《ヨブ記 五・17~18》」

懲らしめには、このように目的があります。ですから私たちが懲らしめを受け、苦痛の中にいる時、自分自身を顧みて、懲らしめをお与えくださる神の御心を悟らなければなりません。人はみな、神の御心に従順に暮らしてはいません。人は、時々正しくない道、不義の道に入ります。神中心に立っていないとき、父なる神は、その人が本当の神の子であるしるしとして、懲らしめを与えられます。懲らしめは、次のような形で与えられます。(1)心が傷つく懲らしめ、 (2)肉体の病という形、(3)毎日の生括の中で、私たちに送られて来る人であったり、身の回りの人々によって起こされる出来事であったりします。

父なる神は、このような懲らしめを通して、私たちを悔い改めに導かれ、正しい道に歩むよう導かれます。ですから、懲らしめは有益です。「苦しみに会ったことは、私にとって幸せでした。それにより、私はあなたのおきてを学びました。《詩編 百十九・71》」

パウロは告白しました。「それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。それは、苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。《ローマ 五・3~4》」

父なる神さまは、私たち神の子に、どのような状況にあろうとも、主を信頼する信仰をたくましく育てるため、「懲らしめの逆境」を受けさせます。農夫がきゅうりを育てるとき、きゅうりが曲がれば針でチクリと刺すそうです。そうすれば、育ちながら、真っ直ぐ伸びるというのです。また、さつま芋を育てる時には、木の針で刺すそうです。そうすれば、芋が養分を発酵させ、味と品質が優れた薩摩芋になるというのです。同じように、天の父なる神さまの懲らしめは、私たちにとって大変有益なのです。

お祈り:永遠に変わることのない愛なる天のお父さま、感謝します。私たちはいつも神に逆らい、道を外れることがどれほど多いか知れません。その時、主の懲らしめがなかったら、私たちは永遠に滅びの中に落ち込んでしまったことでしょう。私たちを見捨てず、憐れんで、いつも愛の鞭を加えてくださって、本当にありがとうございます。懲らしめられているときは苦しいけれども、私たちにはこの懲らしめが必要です。どうか私たちを常に顧み、正しい道に歩むよう、聖霊さま、導いてください。神の限りなき愛を感謝しつつ、御心にかなう私たちでありますように。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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