12月16日 教えてくださる聖霊さま

しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。《ヨハネの福音書 十四・26》

幼い子どもを一人前の大人として育てるためには、肉体の成長に気を配ると共に、絶えず、心が成長するように気を配り、更には、主なる神さまを意識する知識や知恵が成長するように、教えていかなければなりません。

これと同様に、一人の人がキリストを信じて新しく生まれ、神さまの子となった後も、成長を続けていかなければなりません。その成長を導いてくださるお方が、聖霊さまです。

新しく生まれ、永遠のいのちを得、神さまの子とされるまで、私たちが受けて来た教育は、人間中心の人本主義的な教育です。私たちが得て来た知識や知恵は、五感(視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚)を通して得た知識や知恵です。その教育の目的は、競争社会で勝ち残るための知識や知恵です。

けれども、聖霊さまの教育は、全人格的な教育です。それは神中心の神本主義です。神さまのみことばを啓示する教育、心の深いところに聖霊さまが教えてくださる教育です。聖霊さまがキリスト者を教育なさる目的は、救われた人たちが、神さまに栄光をささげる生活をするようになることです。このため、聖霊さまの教育は人間の意志、感情、知性の全般にわたって進められます。

聖霊さまは、みことばを教えてくださいます。毎日の生活で経験する実際の体験を通して、主に導かれるとはどういう事かを、私たちに教えてくださいます。イエスさまはこの地上から離れる前に何度も、聖霊さまが来られれば、全ての真理を教え、主の教えてくださったことを悟らせてくださり、みことばを実践できるようにしてくださると約束されました。ですから、私たちが救われた後、聖霊さまから教えられ、導かれることがなかったら、どんなに神さまのみことばを多く読んでも、聖書を勉強しても、ただ頭の知識として知るだけで、みことばの本当の意味は分からないままなのです。

また、聖霊さまは、毎日の生活で出会う人や、起こされる出来事を通して、私たちを教えてくださり、導いてくださいます。イエスさまが救い主としての公生涯に入るために、バプテスマのヨハネから洗礼を受けた後、「イエスは聖霊に満ちてヨルダンから帰られた。そして御霊によって荒野に導かれ、四十日間、悪魔の試みを受けられた。その間イエスは何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた《ルカ 四・1~2》」のです。同様に、イエスさまの救いを頂いた私たちに対しても、聖霊さまは、私たちを試練や苦難の中を通すことによって、驚くばかりの恵みの中に入れるために教育されるのです。私たちはいかなる環境においても、恐れ退くことなく、聖霊さまが私たちに今、何を語ろうとしていらっしゃるかを深く教えて頂きましょう。

お祈り:真理を教えてくださる聖霊さま、感謝します。聖霊さまをいつも認め、歓迎し、迎え入れ、信頼し、従います。私たちに真理を悟らせてください。天の御国を悟らせてください。信仰を成長させてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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