3月28日 イエスさまのような、肯定的な生活態度

あなたがたが私から学んだこと、受けたこと、聞いたこと、見たことを行いなさい。そうすれば、平和の神があなたがたとともにいてくださいます。《ピリピ人への手紙 四・9》

キリスト者の生活は、イエスさまを見習う生活です。イエスさまを見習うために一番大切なことは、自分の心を見守ることです。「何を見張るよりも、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれから湧く《箴言 四・23》」と書かれている通りです。

心の中が否定的になり、口から出て来る言葉も否定的なことを言い、行いにおいても否定的な態度を取る人は、決して清く、明るく、美しい生活を送ることはできません。その人の心の中はゴミの山となり、言葉においても、態度においても、自分自身や周囲の人の人生を傷つけ、台無しにしてしまうのです。そういう人は、すべての事を「マイナスの心構え」をもって見ています。一般的に、人はすべての物事を見る時、良い面を見ないで、欠点や悪い面を重点的に見ます。減点法で周囲の人を見、すべての物事を見るのです。否定的に物事を見ています。反面、肯定的な態度は、自分自身を含め、すべての事を見る時に、加点法で見るのです。

イエスさまは、すべての事を加点法でご覧になりました。イエスさまがペテロにお会いになったとき、おっしゃいました。「あなたはヨハネの子シモンです。あなたはケファ(言い換えれば、ペテロ)と呼ばれます。《ヨハネ 一・42》」 シモンとは、川や池の岸辺に育つ「葦(あし)」です。風に揺れ、波に揺れる細い葦です。この名前の通りシモンは、心がいつも揺れ動いていました。それにもかかわらずイエスさまは、シモンを見て「ケファ」とお呼びになりました。ギリシア語で「ケファ」は「ペテロ」と同じ意味ですが、ペテロとは「岩」という意味です。イエスさまは、人格的に欠点の多いシモンをご覧になるとき、「この人は葦だから、マイナス何点」とはお考えになりませんでした。「この人は岩のような人物になるから、プラス何点」とご覧になったのです。それで「葦」のように揺れ動くシモンを、偉大なキリストの教会の「岩」としてくださったのです。

また、肯定的な態度というのは、毎日の生活で、生ぬるい心の態度を捨て、積極的に熱くすべての事に参加することを意味します。自分に襲って来るすべての問題を、熱くもなく冷たくもなく、生ぬるい心の態度で応対するなら、肯定的な人生を生きて行くことはできません。肯定的な人生を生きて行くためには、熱く、積極的に、自分の人生を生きて行かなければなりません。肯定的な心は、人生を明るく、清くします。肯定的な心を持つとき、生活を向上させるアイデアが湧き出て来ます。そして、イエスさまに忠実にお従い出来る人生を生きて行くことができます。パウロはどのような苦しみや問題の中にあっても、肯定的な心の姿勢を持って、福音を証しました。私たちは肯定的な生活態度を学び取り、天の御国の忠実な働き人にならなければなりません。そうする時、平安が、自分自身と家庭と隣人に臨むのです。

お祈り:すべてのことを働かせて益としてくださる天のお父さま、感謝します。私と家族を、どのような苦しみや問題が襲って来ても、絶望しないで、肯定的な態度で、神さまの恵みを見上げる者とならせてください。私と家族を神さまの御力の手をもって、守ってください。この世の快楽に執着しないで、永遠の天の御国のために生きて行くようにしてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

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