8月6日 夜回りよ、今は夜の何時か

夜回りよ、今は夜の何時か。《イザヤ書 二十一・11》

この世には、どのような敵がいるだろうか。

誤った情報から派生する誤解は無数にあり、次々と、新たに、そのような神のみことばに対する誤解が世に出回っている。私は、このような異端に対して警戒しなければならない。

私は自ら見張り所に立ち、目を覚まして祈らなければいけない。私たちの天の守護者は、私たちに対するすべての攻撃をご存じである。邪悪な計画が、私たちに対して企てられている。その計画が、まだ欲望としてサタンの胸の中にある時、私たちが麦のようにふるいにかけられ、信仰がなくならないように、主は私たちのために祈ってくださる。恵み深い夜回りであられる主よ。敵が私たちに襲いかかって来るのを、私たちに警告し続けてください。シオンのために沈黙を守らないでください。

夜回りよ、今は夜の何時か。」教会に、どのような天候が訪れようとしているのだろうか。雲が垂れ込めているのだろうか。或いは、頭上は晴れ渡っているのだろうか。私たちは熱心な愛をもって、神の教会を見守らなければならない。異端の教えと不信仰が教会を脅かしている。時のしるしに注意し、闘いの備えをしようではないか。

夜回りよ、今は夜の何時か。」どのような星が見えるのだろうか。どのような尊い約束が、私たちの現状にふさわしいのだろうか。あなたは警鐘を打ち鳴らし、同時に私たちに慰めをも送ってくださる。北極星であるキリストは、決してその位置を変えることはない。そして、すべての星の運行は、主の右の手の中でしっかりと保たれている。

しかし、夜回りよ。朝はいつ来るのだろうか。花婿の来られるのが、遅れている。義の太陽として主の現れる兆候は、見当たらないのだろうか。明けの明星は、夜明が近づいていることを証しするため、まだ上っていないだろうか。いつになれば、夜が明け、闇が逃げ去るのだろうか。

イエスさま。この日、花婿である主を待ち望む教会に、あなたご自身が来られなくても、聖霊を通して私の嘆く心においでください。そして、私の心に喜びの歌を歌わせてください。

「今、全地は輝きに満ち、喜びに溢れています、 / さわやかな朝を迎えて。 / しかし、わが魂は冷たく、暗く、悲しみに沈んだままです。 / 魂の太陽よ、あなたの夜明けを見させてください。 / 来てください。主よ、イエスさま。 / みことばの通りに、速やかに来てください。」

8月5日へ  8月7日へ   8月の目次へ  「きょうのみことば」へ

コメント